歯科診療は保険診療と保険外診療に分けられています。審美歯科施術は保険診療では使用を認められていない材料を使用しますので、保険診療の適用外となります。しかし、保険診療で適用されている（前歯限定）白い材料であるプラスチックより、保険外診療で使用しているセラミックの方が透明感があり、つるつるなため食べかすが付きにくいです。また、変色しなく適合もよいため、長い目で見れば、何度も治療する必要がないのでおすすめです。

当クリニックではクリニックで行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニング、両方行うデュアルホワイトニングを行っています。オフィスホワイトニングは歯に薬剤を塗って、ホワイトニング専用の光線機を使用して白くする方法で、一度である程度白くなりますが、色の戻りが早いです。
ホームホワイトニングはマウスピースを作製し、マウスピースに薬剤を入れて１日２時間程口にはめるのを2週間ほど行います。こちらは徐々に白くしていく方法で、白くなる早さが遅いですが、色の戻りが遅く、オフィスホワイトニングより色が自然な感じになります。
デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニング後にホームホワイトニングを行うものです。オフィスホワイトニングである程度白くしてから、色戻りしにくいようにホームホワイトニングで時間をかけて自然な感じにしていくので、一番おすすめの治療法です。

インプラントでしか治せない状況ということは、何らかの理由で歯がない状況が想定できます。歯がない場合の治療方法としては、以下の4つの治療法が挙げられます。
①残っている歯にばねを引っかける取り外し式の入れ歯。
②残っている歯を削り歯を作ってセメントで歯をくっつける取り外すことのないブリッジ。
③矯正治療によって歯を動かして歯がない状況ではないようにする。
④歯のない所に人工の根を埋め込み（インプラント）、そこに歯を付けて咬めるようにする。
歯のない場所にもよりますが、インプラントでしか治せない、という状況は、残っている歯がほとんどない、もしくは全くなく、取り外し式ではない方法で治したい、という要望がある状況ということでしょう。
それ以外の状況や数本歯がない程度であれば、インプラントでしか治せない、と言う状況は考えにくいと思います。
インプラントでしか治せない、という状況はかなり限定的な状況以外には有り得ないので、そのように他院で言われた場合、他の治療法がある可能性が高いです。ぜひ一度当院にご相談ください。

現在入れ歯の種類は以前より増えています。その一部をご紹介します。
①舌がよく触れる部分にはプラスチックではなく、薄い金属を使用して使用感が非常によい入れ歯。
②入れ歯特有の金属のバネを使わないで作る、自然に見える入れ歯。
③入れ歯の内面に弾力性のあるシリコンを使用することによって、固いものが咬みやすくなる入れ歯。
④残っている歯に磁石を付けて、入れ歯を磁石で安定させる入れ歯。
⑤製作の際にさまざまな制限のある保険の入れ歯。
ものによっては短所もありますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。